ドコモ光では契約時にタイプAとタイプBのどちらかを選ぶ必要がありますが、その違いを理解している人は少ないのではないでしょうか。月額料金で最大220円の差があり、選べるプロバイダの数も異なります。本記事では、タイプAとタイプBの違いを詳しく解説するとともに、あなたに合ったプロバイダの選び方もご紹介します。ドコモ光の契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
ドコモ光のタイプAとタイプBの違い
ドコモ光の契約では、タイプAとタイプBのどちらかを選択する必要があります。この選択は月々の料金や利用できるサービスに大きく影響するため、慎重に検討することが重要です。最も大きな違いは、選べるプロバイダの数と月額料金にあります。基本的な機能や通信速度は同じですが、プロバイダの選択肢と料金面で重要な違いがあるため、契約前にしっかりと比較検討することをおすすめします。
特に注目すべき点は、タイプAとタイプBで月額料金に最大220円の差があることです。2年間の利用で計算すると5,280円もの差額が生じます。また、タイプAは16社のプロバイダから選択できるのに対し、タイプBは5社と選択肢が限られています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
タイプA | タイプB | |
---|---|---|
戸建て 月額料金 |
5,720円 | 5,940円 |
マンション 月額料金 |
4,400円 | 4,620円 |
プロバイダ | 16社から選べる | 5社から選べる |
最大通信速度 | 1Gbps | |
契約期間 | 2年 | |
事務手数料 | 3,300円 | |
開通工事費 | 22,000円 ※キャンペーンで無料になる |
|
対応エリア | 全国 |
月額料金が安いタイプAがおすすめ!
タイプAは、ドコモ光の2つの契約タイプの中で、より多くのユーザーに選ばれている人気のプランです。月額料金がタイプBより220円安価なことに加え、選べるプロバイダの数も多いため、様々な特典やキャンペーンを比較検討できます。例えば、GMOとくとくBBでは最大57,000円のキャッシュバックを実施しているほか、OCNやBIGLOBEなどの大手プロバイダでも独自の特典を用意しています。
Wi-Fi6対応ルーターの無料レンタルも、タイプAの大きな魅力です。市販で1万円以上する高性能ルーターを追加料金なしで利用できるため、初期費用を抑えられます。また、大手プロバイダが提供するセキュリティサービスも充実しており、24時間体制のサポートも整っているため、安心して利用できます。
プロバイダごとに特色のある付加サービスも魅力です。例えば、BIGLOBEではセキュリティ対策ソフトが無料で利用でき、OCNではモバイル回線とのセット割引が適用されます。楽天ブロードバンドではポイント還元も魅力的です。このように、自分のニーズに合わせて最適なプロバイダを選択できることも、タイプAの大きな利点となっています。
タイプBを選ぶメリットはほぼない
タイプBは、月額料金が高く選べるプロバイダも少ないため、特別な理由がない限り選択するメリットは少ないと言えます。AsahiNetやWAKWAKなど、5社のプロバイダから選ぶことになりますが、キャンペーン特典も限定的で、Wi-Fiルーターのレンタルも有料となることが多いです。
ただし、現在利用中のプロバイダのメールアドレスを継続して使いたい場合は、タイプBを選択する価値があります。特に、ビジネスや重要な連絡で使用しているメールアドレスがある場合は、アドレス変更による影響を考慮する必要があります。また、地域密着型のサポートを重視する場合も、タイプBの選択肢となるプロバイダの方が、きめ細かいサービスを提供している場合があります。
利用者が比較的少ないため、混雑時でも安定した通信速度が期待できることも、タイプBの特徴です。例えば、AsahiNetでは平均400Mbps以上の速度を記録しています。しかし、この点に関しては、タイプAでも十分な速度が出ているため、タイプBを選ぶ決定的な理由にはなりにくいでしょう。
タイプCや単独タイプとは?
ドコモ光には、タイプAとタイプB以外にも選択肢があります。タイプCは、ケーブルテレビ会社の回線設備を利用するサービスです。既存のケーブルテレビ回線を活用できるため、工事不要で開通できる利点があります。月額料金はタイプAと同じですが、提供エリアが限られており、契約できるケーブルテレビ会社も限定されています。
単独タイプは回線のみの契約となり、プロバイダは別途契約する必要があります。一見料金が安く見えますが、プロバイダ料金が別途1,000円程度必要となるため、実質的な月額料金は他のタイプより高くなることが多いです。特定のプロバイダにこだわりがある場合を除き、一般的には選ぶメリットは少ないでしょう。
ドコモ光のタイプAとタイプBの一覧表
タイプAとタイプBで選べるプロバイダをそれぞれ確認してみましょう。タイプAは大手プロバイダを含む16社から選択可能で、様々な特典やサービスを比較検討できます。一方、タイプBは5社に限定されていますが、地域密着型のサポートが特徴となっています。
タイプA(16社) | タイプB(5社) |
---|---|
GMOとくとくBB | @TCOM |
OCNインターネット | AsahiNet |
@nifty | TNC |
BIGLOBE | @ちゃんぷるネット |
DTI | WAKWAK |
BB.excite | |
hi-ho | |
楽天ブロードバンド | |
その他8社 |
各プロバイダのホームページで最新のキャンペーン情報を確認することをおすすめします。特にタイプAのプロバイダは競争が激しいため、定期的に特典内容が更新されています。
プロバイダタイプ選びのポイント
ドコモ光でプロバイダを選ぶ際は、料金、サービス内容、キャンペーン特典の3つの観点から検討することが重要です。特に契約後の長期利用を考えると、初期の選択が大きな影響を与えます。それぞれのタイプの特徴を理解し、自分に合ったプロバイダを選びましょう。
料金重視ならタイプA一択
タイプAは月額料金が安いだけでなく、キャンペーンや特典も充実しているため、コスト面を重視する場合は最適な選択肢です。料金面での主なメリットは以下の通りです。
メリット項目 | 具体的な内容 |
---|---|
月額料金の差 | タイプBより220円お得 |
年間の節約額 | 2,640円 |
2年間の総額差 | 5,280円 |
プロバイダの選択肢も16社と豊富で、GMOとくとくBBやOCNなど、大手プロバイダが多く含まれています。競争が激しいため、キャンペーンも充実しているのが特徴です。
タイプBを選ぶべき場合
タイプBを選ぶのは、以下のような特別なニーズがある場合に限られます。
- 特定のプロバイダのメールアドレスを継続して使いたい場合
- タイプBのプロバイダが提供する独自サービスを利用したい場合
- お住まいの地域でタイプAのプロバイダが対応していない場合
料金面では不利になりますが、例えばASAHIネットなど、長年使っているメールアドレスの継続利用を重視する場合は検討する価値があります。また、一部の地域限定サービスはタイプBのプロバイダでしか提供されていない場合もあります。
注目すべきキャンペーン内容
プロバイダ選びで重要なのが、キャンペーン特典の内容です。主要なキャンペーン特典は以下の通りです。
特典の種類 | 具体的な内容 |
---|---|
キャッシュバック | 最大57,000円(GMOとくとくBB) |
工事費無料 | 通常19,800円→0円 |
Wi-Fiルーター | 無料レンタル(一部プロバイダ) |
特にタイプAのプロバイダは高額キャッシュバックを実施していることが多く、GMOとくとくBBでは最大57,000円のキャッシュバックを受けられます。また、工事費の無料化や高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルなど、実質的な初期費用を抑える特典も充実しています。
ただし、キャンペーン内容は定期的に変更されるため、申し込み時期によって得られる特典が異なる点に注意が必要です。複数のプロバイダのキャンペーン内容を比較検討することをおすすめします。
コスパ最強のドコモ光プロバイダはGMOとくとくBB
ドコモ光で選べるプロバイダは20社以上ありますが、特典の充実度、通信品質、サポート体制などを総合的に評価すると、GMOとくとくBBが一番おすすめです。メリットとともに紹介します。
GMOとくとくBB
タイプAに属するGMOとくとくBBは、高額キャッシュバックと充実したオプションサービスで、最もコストパフォーマンスに優れたプロバイダです。特に新規契約時の特典が充実しており、初期費用を大幅に抑えることができます。
業界最高クラスのキャンペーン特典
GMOとくとくBBの特典内容は以下の通りです。
特典内容 | 金額・内容 |
---|---|
キャッシュバック | 最大57,000円 |
工事費 | 実質無料(19,800円分還元) |
月額割引 | 6ヶ月間500円割引 |
オプション加入不要で高額キャッシュバックを受けられる点が特徴です。また、工事費の実質無料化により、初期費用を大幅に抑えることができます。
よくある質問
ドコモ光のタイプAとタイプBの違いについて、よくある質問をまとめました。
ドコモ光のタイプAとタイプBの違いは何ですか?
タイプAとタイプBの主な違いは、月額料金と選べるプロバイダの種類の2点です。
まず月額料金については、タイプAの方がタイプBより安価に設定されています。具体的な料金の違いは以下の通りです。
プラン | タイプA | タイプB |
---|---|---|
戸建て | 5,720円 | 5,940円 |
マンション | 4,400円 | 4,620円 |
次に選べるプロバイダについては、タイプBの方が選択肢が多いのが特徴です。タイプAでは主にGMOとくとくBB、OCN、@niftyなど大手プロバイダが中心となっていますが、タイプBではそれ以外のプロバイダも選択することができます。
ただし、インターネットの速度や品質については、タイプAもタイプBも同じ回線を使用しているため、違いはありません。また、ドコモ光の工事費用や契約期間、解約金などの契約条件についても同じ内容となっています。
タイプAとタイプBはどちらがおすすめですか?
一般的にはタイプAがおすすめです。その理由として、月額料金が安いことに加えて、主要なプロバイダが揃っているため、多くのユーザーにとって十分な選択肢があるためです。
特に初めてインターネット回線を契約する方や、プロバイダにこだわりがない方は、月額料金の安いタイプAを選択することで、同じサービス内容でより経済的に利用することができます。タイプAで選べる主要プロバイダは、長年の実績があり、安定したサービスを提供しています。
ただし、以下のような場合はタイプBの選択を検討する価値があります:
・現在使用しているプロバイダのメールアドレスを継続して使いたい場合
・特定のプロバイダが提供する独自サービスを利用したい場合
・タイプBのプロバイダが実施している特別なキャンペーンを利用したい場合
後からタイプの変更はできますか?
ドコモ光は契約後でもタイプの変更が可能です。ただし、変更には手続きが必要で、いくつかの注意点があります。
タイプ変更時には、事務手数料3,300円が必要となります。また、プロバイダの変更に伴い、それまで使用していたメールアドレスが使えなくなる可能性があるため、事前の確認と対策が必要です。
さらに、キャンペーン特典に影響が出る可能性もあります。新規契約時のキャンペーン特典が適用されている場合、タイプ変更によって特典が無効になったり、違約金が発生したりする場合があるため、契約内容をよく確認しましょう。
タイプ変更時の手数料について
タイプ変更時にかかる手数料は、一律で3,300円(税込)です。この手数料は、タイプAからタイプB、タイプBからタイプAのどちらの方向に変更する場合でも同じ金額が必要となります。
なお、この手数料は一度の変更につき発生するため、複数回変更する場合は、その都度必要となります。手数料は通常、変更手続き後の請求書に合算される形で請求されます。
タイプ変更時のプロバイダについて
タイプを変更する際は、新しく選択するプロバイダの契約内容をよく確認することが重要です。特に以下の点に注意が必要です:
メールアドレスの継続利用については、プロバイダによって対応が異なります。継続利用を希望する場合は、月額500円程度の追加料金で維持できる場合がありますが、完全に使用できなくなるケースもあります。
プロバイダの自動解約については、必ずしも自動的に行われるわけではありません。一部のプロバイダでは、別途解約手続きが必要な場合や、契約が継続される場合があります。
また、新しいプロバイダのサービス開始時期については、手続きから実際の切り替えまでに数日程度かかる場合があります。インターネットの利用に支障が出ないよう、余裕を持った切り替え計画を立てることをおすすめします。
ドコモのスマホ割引はタイプAもタイプBも同じですか?
ドコモ光セット割は、タイプAとタイプBで同じ条件が適用されます。具体的には、最大で月額1,100円の割引を受けることができます。
この割引は、主回線からみて三親等以内の家族であれば、最大20回線まで適用可能です。つまり、離れて暮らす家族のスマートフォンにも割引を適用できる便利な特典となっています。
セット割の適用には、ドコモ光の契約とドコモのスマートフォン回線の契約が必要ですが、タイプの違いは割引額や適用条件に影響しないため、この点については気にせずタイプを選択することができます。
タイプAとタイプBで通信速度に違いはありますか?
タイプAとタイプBでは、通信速度に違いはありません。これは、どちらのタイプも同じNTT東西の光回線を使用しているためです。
標準的な通信速度は、上り下りともに最大1Gbpsとなっています。また、回線の安定性や通信品質についても、タイプによる違いはありません。
実際の通信速度は、利用する時間帯や建物の配線状況、使用する機器の性能などによって変動する可能性がありますが、これらの要因もタイプAとタイプBで違いはありません。
10ギガプランはタイプAとタイプBどちらで契約できますか?
10ギガプランはタイプAでのみ提供されています。ただし、提供エリアや選択できるプロバイダには制限があります。
10ギガプランを利用する場合は、対応エリアであるかの確認が必要です。また、利用できるプロバイダも限定されているため、事前に確認が必要です。
なお、10ギガプランは専用の機器が必要となり、通常の1ギガプランとは異なる工事が必要となる場合があります。そのため、利用を検討する際は、提供エリアやプロバイダの確認に加えて、機器の対応状況や工事の可否についても確認することをおすすめします。
まとめ|あなたに合うタイプと選び方
ドコモ光のプロバイダ選びでは、月額料金、通信速度、キャンペーン特典の3つが重要なポイントです。
基本的には料金が安く、選択肢の多いタイプAがおすすめです。ただし、特定のプロバイダのサービスにこだわりがある場合は、タイプBも検討する価値があります。契約前に自身のニーズを整理し、長期的な視点で選択することが重要です。